【講演】ラジオデイズ「開高健の声」

講演とはちょっと違いますが、開高さんの肉声を聴くことが出来ます。

〈新発掘! 語りの巨人たち〉 開高健の声

ラジオデイズ

【エッセイ】ああ。二十五年

開高健「ああ。二十五年」

没後20年後を迎える作家の<エッセイ選集>。
食、酒、旅、ベトナム戦争、そして、アマゾン川とジャングル・・・。
1958年から1983年までの、四半世紀にわたる開高健のあゆみを辿る。
11篇の書評も収録。

本日、光文社文庫より発売された、開高健エッセイ選集第三弾です。
第一弾は「白いページ」、第二弾は「眼ある花々 / 開口一番」。
早速書店に走り買ってきました。

ああ。二十五年 開高健エッセイ選集(光文社文庫)

ああ。二十五年 開高健エッセイ選集

【釣りの名言】誰も来ない所、入ったことがない

開高健の釣り名言

誰も来ない所、入ったことがない靴跡もない、指紋もついてない所へ入って行く。

それで大きな魚を一匹釣り上げると妙な心理がここで働いて、
ワクワクドキドキして針を外すのに手が震えるんですが、
ふっと後ろを振り返って「誰か見ててくれへんかったかなぁ」と
こうゆう倒錯心理があるんですけれども。

これがなかなか克服出来ないんですね。

先日ようやくCDになって発売された、講演「地球を歩く」に出てくる言葉。
以下のように続きます。

猫みたいなものです。
猫はネズミや何かスズメを捕って必ず持って帰ってきますけど、
食べるのでもない、主人に見せたくて持って帰ってきて、
放り出したまんまでどっか遊びにいきますけど、
あれに似た心理がある。
「誰か見てへんかったかいなぁ」と。
で、見てなかったら何かちょっとつまんないような感じがする。
そうゆう心理があるんですが。

【開高健を訪ねて】坂本忠雄「開高健の魅力」講演

開高健を訪ねて 坂本忠雄氏 講演

2009年10月31日、記念館を楽しんだあと、茅ヶ崎市立図書館で行われた坂本忠雄氏による講演に行きました。

記念館の様子はこちらから。

坂本忠雄氏講演「開高健の魅力」

坂本忠雄氏略歴

1935年山口県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。59年新潮社入社、文芸誌「新潮」の編集長を81年から14年間務める。川端康成、小林秀雄、大岡昇平、安岡章太郎、開高健他、多数の作家を担当した。現代第一線の文学者・研究者をゲストに、昭和を彩った作家たちを縦横に論じた「文学の器」(扶桑社)がこの8月刊行された。現在NPO法人開高健記念会会長。(「耳の物語」で "カツアゲの坂本" として登場。)

【講演CD】講演CD発売

2009/10/30 新潮社より講演を収めたCD発売。

やっと、ついに、開高健の講演がCD化されました。

開高健講演CD発売

経験・言葉・虚構 / 地球を歩く(新潮CD)

経験・言葉・虚構/地球を歩く

「言葉」というものの本質を様々な側面から論じた「経験・言葉・虚構」。
自ら見聞した文明の爛熟と自然の危機という状況について警鐘を鳴らす「地球を歩く」。
ペンを持って戦場をかけめぐり、釣り竿をかついで大自然を漫歩した現代屈指の行動派作家が、ずぬけた知性とユーモアをもって語った41歳と53歳の二つの時期の講演を収録。

この二つの講演は、以前新潮カセットで発売されていたものと同じなので、聴いたことのある方も多いのではないでしょうか。

足で考え、耳で書く / 雨の日には釣竿を磨きながら(新潮CD)

足で考え耳で書く/雨の日には釣竿を磨きながら

世界中の紛争地域で拾い集めた貴重なエピソードを語った「足で考え、耳で書く」。
ウォルトン、太公望、幸田露伴など古今東西の釣りの達人の蘊蓄を紹介する「雨の日には釣竿を磨きながら」。
すぐれたルポルタージュ作家としての顔と釣り師としての顔を持つ開高健の、55歳と43歳の時の講演。

こちらの二つの講演は私の知る限り初の商品化です。
発売を知りすぐに本屋さんに走りましたが近所の数軒には在庫なし、ネットでもどこも取り寄せになるとのことだったので、現在アマゾンに注文中です。

没後20年、ということで絶版になっている文庫も復刊されると開高ファンとしては嬉しいのですが。

追記:
紀伊國屋 BookWeb に在庫がありました。
CD>足で考え、耳で書く/雨の日には釣竿を磨きながら 新潮CD
CD>経験・言葉・虚構/地球を歩く 新潮CD

【動画】講演「経験・言葉・虚構」

開高健「経験・言葉・虚構」講演(1〜6)


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1972/07/04 言葉の本質について語った講演

1972年7月、「夏の闇」を書き上げた直後に行われた講演。
銀山湖畔(新潟県北魚沼郡湯之谷村銀山平)の山小屋に籠っていたときの話や、奄美諸島の世界一短いであろう民話の話、知床半島 羅臼の流氷の話などなど。
言葉とは、文学とは、について一時間にわたる講演を聞くことが出来ます。

手垢にまみれた言葉というものをつかってはいけない。
それから使い古された言葉もつかってはいけない。
といってしかし、普遍性のある言葉も選び出さなければならない。
色々苦しんで、
お酒を少し、水を少し、
お酒を少し、水を少し、と毎晩考えるわけですね。

講演をテキスト化したページ→開高健講演録「経験・言葉・虚構」

追記:
ついにCDになりました【講演CD】講演CD発売!

【動画】講演「地球を歩く」

開高健「地球を歩く」講演(1〜8)


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1984/12/12 自然の危機を訴えた晩年の講演

報道されない本当のパリの話、文化と文明のちがい、宗教、アマゾンの蚊の話などなど、開高健ならではの色んなエピソードを聞くことが出来ます。
とても20年以上前とは思えない、まったく色褪せない講演です。

ある時、1968年ですがたまたまやっぱり最前線でしたけれども、魚釣りに行ったの、戦争しているところへ。
それで皆さんお笑いになる。私も自分でサイゴン出る時笑ったんで。
人が生きるの死ぬの殺し合いしている最中に魚釣りとは何事か、といってほっぺた張りとばされたら、素直に黙って右のほっぺた差し出して、「もう一つ張っておくんなはれ」と言おうと思って行ったんですが、現場へ行くとまったく逆で大歓迎。
それで水を持ってきて飲めと言ったり、村長が出てきてバナナくれたりね。
そっちの所じゃダメだからこっち行って釣れとかね。
エラい優しいんです。
一宿一飯の仁義を尽くしてくれるんです。

講演をテキスト化したページ→開高健講演録「地球を歩く」

追記:
ついにCDになりました【講演CD】講演CD発売!
 

このサイトについて

開高健(かいこうたけし)
1930年12月30日〜1989年12月9日
ベトナム、アラスカ、モンゴル・・・
世界を股にかけた行動する作家、開高健のあれやこれやを紹介するサイトです。
リンクはどこでもご自由に。

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