大の釣り好きとして知られた芥川賞作家・開高健がユニークな自然観と釣魚哲学を語る映像エッセイ集をDVD化。
美しい自然が織り成すアラスカの大地で、キングサーモン釣りに挑戦した開高健。
釣りを通して発せられる開高語録が堪能できる。
釣りの話はもちろん、戦争を書くのが嫌になった話、シングルモルトについて、ナースログとは?
などなど全編にわたってあふれる、いわゆる開高語録の数々。
スプーンで有名な常見忠さんと一緒にパイクを釣る場面も収録されています。
文藝春秋の特設サイト で、単行本版の紹介と、DVDの映像を少しだけ観ることが出来ます。
川のなかの
一本の杭と化したが
絶域の水の冷たさに
声もだせない
芸術は忍耐を
要求する
無駄をおそれてはいけないし、 無駄を軽蔑してはいけない。
何が無駄で何が無駄でないかはわからないんだ。
DVDの映像をフォトエッセイとして単行本化したもの。
未公開の写真も収録されています。
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