【名言】ネグレクテッド・ダンディ

開高健の言葉

ネグレクテッド・ダンディ
(NEGLECTED DANDY)

開高さんがよく口にしていたという言葉。

neglect
━━ 怠る; おろそかにする; 無視する; しないでおく.
dandy
━━ しゃれ男; 逸品; とびきりすばらしい人.

さり気ないお洒落、とでも訳すのでしょうか。
小説や会話の中にも出てきます。

戦争中もみんなが右往左往してきょろきょろイライラしてるときにあいつ一人だけはだまったきりで蛙を呑んだり吐いたりしてたんじゃないか。
おれはそう考えることにしてるんだけど、寂滅もここまでくるのは容易じゃあるまい。
精神のダンディというところさ。
ネグレクテッド・ダンディというお洒落用語があるらしいけど、先生はまさにそれだよ。

夏の闇」より

こういう無造作なのがネグレクテッド・ダンディいうて最もイキなおしゃれなんだよ。

佐藤嘉尚「面白半分の作家たち」より

ロンドンでの撮影のとき、最初はポケットチーフなども先生に身に付けてもらったのですが、撮影が始まる直前に、これはいらない、これもいらない、とどんどんはずしてしまいました。
あとで先生は、
「山本君のやりたいことは、シンプル・アンド・ディープやな」
と僕におっしゃいました。

読売新聞社「ザ・開高健 巨匠への鎮魂歌」収録
山本康一郎「ネグレクティド・ダンディ」より(開高さんが出演したサントリーコマーシャルのスタイリスト)

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このサイトについて

開高健(かいこうたけし)
1930年12月30日〜1989年12月9日
ベトナム、アラスカ、モンゴル・・・
世界を股にかけた行動する作家、開高健のあれやこれやを紹介するサイトです。
リンクはどこでもご自由に。

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