ジャングルを蛇行するアマゾンは魚たちのユートピア。
名魚トクナレや殺し屋ピラーニヤ、黄金の魚ドラドなど、巨魚・怪魚を求めて褐色の大河に挑んだ60日、驚異の16,000キロ。(解説・菊谷匡祐)
オーパ!シリーズ、第一作目。
PLAYBOY日本語版に1978年(昭和53年)8回にわたって連載されたもの。
表紙のピラーニャから、ドラド、ピラルクー、トクナレなどなど、色んな魚に挑戦します。
釣りだけでなく、ファリーニャ、ピンガ、山盛りのカランゲージョ(カニ)、牛の丸焼きといったアマゾンの食べ物や、ムクイン、ジャングル、自然、人々・・・アマゾン紀行文としても楽しい一冊。
高橋曻氏による写真も多数収録されています。
オーパ!(集英社文庫)
何かの事情があって
野外へ出られない人、
海外へいけない人、
鳥獣虫魚の話の好きな人、
人間や議論に絶望した人、
雨の日の釣師・・・
すべて
書斎にいるときの
私に似た人たちのために。
ハイネは、遊んでいるときだけ男は彼自身になれると、いった。
ニーチェは、男が熱中できるのは遊びと危機の二つだけだと、いった。
0 コメント:
コメントを投稿