開高健「人とこの世界」
座談の名手でもあった開高健が、自ら選んだ強烈な個性の持ち主たちと相対する。
一対一の対話や作品論、人物描写を混和して、遠近のある肖像として描き出した「文章による肖像画集」。
開高健が、第一線の作家、詩人、画家、学者と真剣勝負を繰り広げる。
戦後人物ノンフィクションの金字塔。
雑誌[文芸]に連載された対談集。
ただの対談集ではない深い一冊。
各人それぞれにつけられたタイトルもさすがです。
人とこの世界(ちくま文庫)
広津和郎(小説家)「行動する怠惰」
きだみのる(小説家)「自由人の条件」
大岡昇平(小説家)「マクロの世界へ」
武田泰淳(小説家)「誰を方舟に残すか」
金子光晴(詩人)「不穏な漂泊者」
今西錦司(文化人類学者)「カゲロウから牙国家へ」
深沢七郎(小説家)「手と足の貴種流離」
島尾敏雄(作家)「流亡と篭城」
古沢岩美(画家)「惨禍と優雅」
井伏鱒二(小説家)「思い屈した」
石川淳(小説家)「絶対的自由と手と」
田村隆一(詩人)「地図のない旅人」
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