「パリ」、そしてフランスは、初めて訳した詩人たち、リルケの暮した街、サルトル、ボーボワールなどの思想家・文学者との精神的な親近感や憧れを、開高健のなかに育んだ場所であり、遠くアラスカ、アマゾン、南北アメリカ大陸縦断、モンゴルといったのちの旅の出発点にきわめて近い土地でもあったのではないでしょうか。
作家は後々まで、サルトルとの出会いを語り、フランスのワインとジョークを愛し、シャンソンを原語で歌うのを好みました。
開高健記念館の新しい企画展示「開高健とパリ」展が始まりました。
会期 :2010/04/29(木)〜2010/11/28(日)
開館日:毎週 金・土・日の3日間と祝・祭日
時間 :10:00〜17:30(11月〜3月は16:30まで)
入場無料
また近いうちに行ってみようと思います。
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