アラスカでのキングサーモンとの壮烈な闘いをふりだしに、世界各地の海と川と湖に糸を垂れる世界釣り歩き。
カラー写真多数収録。
アラスカから、スウェーデン、アイスランド、西ドイツ、ナイジェリア、フランス、ギリシャ、タイと世界各国をまわり、最後は日本(銀山湖)での岩魚釣り。
スウェーデンではABU社(アブ・ガルシア - Wikipedia)の山荘に招かれて釣りをします。
釣師をさしてホラ吹きだというよくある批評はネコをさしてニャオーといって鳴くという程度の指摘にすぎず、精神の貧困もいいところである。
よしんば釣師があきらかにホラと判別できるホラを吹いたところで、やっぱりその批評は貧困である。
いったい人間は魚を釣っているのであるか。
それとも魚に釣られているのであろうか。
遊びを追っていくと、きっと、どこかで、底なしの穴を覗かせられる。
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